研究課題/領域番号 |
16K02561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
武村 知子 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 教授 (60323896)
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研究分担者 |
古澤 ゆう子 一橋大学, 名誉教授 (00173534)
三田 順 北里大学, 一般教育部, 准教授 (20723670)
清水 朗 一橋大学, 大学院法学研究科, 教授 (30235642)
山室 信高 東洋大学, 経済学部, 准教授 (30755236)
三瓶 裕文 一橋大学, 名誉教授 (40127402)
藤野 寛 國學院大學, 文学部, 教授 (50295440)
尾方 一郎 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 教授 (80242080)
久保 哲司 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90170026)
小岩 信治 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 教授 (90387522)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 文学 / 人文学 / テクスト / モラル / リテラシー / 言語 / マッピング / メディア / 情報 / 教養 / 倫理 / 文学一般 |
研究成果の概要 |
人文学という枠組みがすでに枠組みとしては機能しなくなった現在、「人文知」が何をいかに発信しうるかというテーマ設定自体が無理な「きしみ」を内包していると言わざるをえないことを改めて実感した三年間であった。人文知と呼べるようなものが残存しているとすればそれはすでに他の諸々の枠組みの中に埋没する形で生きているし、むしろそのような埋没した形でこそその有効性にも批判力にも期待しうる。その有効性を発掘するために、学会を立ち上げ、また地域連携文教マッピングサイトを企画して実現の端緒についた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人文知なるものの、「学術」のネットワーク内部における位置づけを再考し、翻ってその位置づけによって関連諸分野の配置を換骨奪胎してよりアクティヴなものにすることを目的として、学術研究会「一氾文学会」を創立した。他方、同じ人文知なるものの、「学術」の外部における役割と位置づけを再考するために、東京都国立市の「学び」に着目して「文教マッピング」ウェブサイトを構想し、試行サイトを構築した。後者はやがて生涯学習の汎用的構想にささやかな寄与をすることが期待される。
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