研究課題/領域番号 |
16K02590
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
大久保 明男 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (10341942)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 満洲国 / 中国東北 / 文芸政策 / メディア統制 / 植民地文学 / 検閲 / 国際情報交換 / 国際研究者交流 / 中国現代文学 / 東北淪陥区 / 国際情報交換・中国、台湾 / 「満洲国」 / 中国文学 / 「満洲」 |
研究成果の概要 |
本研究課題は科研費による助成期間が終了を迎えたが、研究自体はなお継続しており、現時点での成果は主に以下の三点に要約できる。第一に、日本の植民地支配下地域の文学・文化研究の全体において、立ち後れている「満洲」地域の研究状況を改善し、研究を促進させたこと。第二に、「満洲国」における文芸政策とメディア統制との関連性に着目した研究はほとんどおこなわれていなかった。この現状に対して本研究は新たな視点や啓示を提示したこと。第三に、本研究の進展に伴い、日本、中国、台湾、韓国を中心とするアジア四地域の研究組織が結成され、毎年国際シンポジウムが各地で開催されるなど、国際的な研究活動が推進されたことと言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は科研費による助成期間が終了を迎えたが、研究自体はなお継続しており、現時点で考えられることは以下の三点に要約できる。第一に、日本の植民地支配下地域の文学・文化研究の全体において、立ち後れている「満洲」地域の研究状況を改善し、研究を促進させたこと。第二に、「満洲国」における文芸政策とメディア統制との関連性に着目した研究はほとんどおこなわれていなかった。この現状に対して本研究は新たな視点や啓示を提示したこと。第三に、本研究の進展に伴い、日本、中国、台湾、韓国を中心とするアジア四地域の研究組織が結成され、毎年国際シンポジウムが各地で開催されるなど、国際的な研究活動が推進されたことと言える。
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