研究課題/領域番号 |
16K02591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
木之内 誠 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (50195327)
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研究分担者 |
大久保 明男 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (10341942)
橋本 雄一 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (30305403)
平石 淑子 日本女子大学, 文学部, 研究員 (90307132)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 歴史地図 / ハルビン / 都市 / 満洲 / 旧満洲 / 都市の歴史的景観 / 地図 / 都市計画 / 中国文学 / 都市文化景観 |
研究成果の概要 |
中国北辺の国際都市ハルビンの歴史文化地図の制作のため、研究実施期間中に計5回のハルビン現地での実地調査をおこない、文献的・映像的な資料を蓄積した。これに、国内研究機関等で収集した旧地図資料ほかの文献資料からの諸情報を総合して、ハルビンの歴史的建造物、歴史的な場所などについての、総合的なデータベースファイルを構築した。これらの情報に基づいて、OpenStreetMap(OSM)提供の市街地図をベースマップとした歴史文化地図の制作を開始した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中国、ロシア、日本、朝鮮半島の人々の共同体としての記憶が重なりせめぎ合う国際都市ハルビンについて、多元重層的な文化の相貌を地図の上に可視化し、この地域に対してさまざまな学問的、あるいは実際的な関心を有する人々と共有しうる、多様な時空景観的情報のプラットフォームの一端を構築することは、歴史文化的研究に止まらず、日中関係史、都市と建築、あるいは「コンテンツ・ツーリズム」的な関心にも応えうる、多領域を横断する学際的な成果が期待される。
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