研究課題/領域番号 |
16K02596
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 九州共立大学 |
研究代表者 |
黄 冬柏 九州共立大学, 経済学部, 教授 (70315026)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 西廂記 / 元雑劇 / 明刊本 / 書誌学 / 内閣文庫 / 成簣堂文庫 / 漢籍 / 戯曲 / 関連書誌 / 建陽書林 / 少山堂 / 熊龍峰 / 文献 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本に所蔵されている『西廂記』孤本の特徴とその日本に伝わった歴史的な背景について調査と研究を行うものである。国立公文書館内閣文庫に所蔵されている『重刻元本題評音釈西廂記』と『重校北西廂記』、及び石川武美記念図書館成簣堂文庫に所蔵されている『新刻考正古本大字出像釈義北西廂』の実見調査を実施し、中国の関連文献の蒐集考察を加えることによって、これらの版本の形式と内容の特徴を明らかにしたと同時に、日本に伝来された経緯について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本に所蔵されている『西廂記』孤本の実見調査を通して、明刊本『西廂記』の刊行と日本への伝来という角度から、『西廂記』研究に新たな知見を導き出したものである。中国本土ですでに失われた『西廂記』孤本の特徴を明らかにし、また、日本であまり知られていない『西廂記』の刊行者や刊行と伝播に関する資料を発掘することによって、日本と中国における『西廂記』研究に新たな一石を投じる重要な役割を果たせると同時に、近世の日中文化交流という視点においても、大いに有益な成果をもたらすことができる。
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