研究課題/領域番号 |
16K02653
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
山本 秀樹 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (20200834)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 言語学 / 言語類型論 / 言語類型地理論 / 地理情報システム / 世界言語地図 / 世界諸言語 / 比較表現 / 言語類型(地理)論 / 言語類型(地理)論 |
研究成果の概要 |
研究代表者は、2017年までに、地理情報システムによってデジタル化した世界言語地図を作製し、研究代表者による、それぞれ約3,000言語、約1,800言語のデータに基づく種々の語順特徴及び格標示体系の地理的分布を表した。本研究では、比較表現について約1,300言語からデータを収集し、世界諸言語の比較表現の地理的分布を同地図上に表現、分析し、比較表現についても、語順や格標示と同様、主要なパタンが地理的に大きなまとまりを成して分布する様態などを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で収集した比較表現データは約1,300言語に上り、世界でも群を抜いて最大規模のデータベースが構築されたことになり、今後の比較表現研究にとって、きわめて貴重な資料となる。また、比較表現の地理的分布についても、本研究のGISデジタル世界言語地図は、地理的に連続した状態で種々の表現を可能にするもので、語順、格標示に加えて、比較表現に関しても、世界全域にわたって微視的にも巨視的にも、より正確かつ詳細に地理的分布を分析することが可能となり、利用価値の高いものである。
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