研究課題/領域番号 |
16K02666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
成田 克史 名古屋大学, 人文学研究科, 名誉教授 (40128202)
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研究分担者 |
Rude Markus 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (90282342)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | ドイツ語 / イントネーション / 低アクセント / 言語学 |
研究成果の概要 |
5つのドイツ語文の低アクセント部分のピッチを5段階に調整した音声をドイツ語母語話者に聞かせて個々の音声におけるイントネーションの自然度を判定させたところ、最終の3番目の刺激列の判定では、原音声の自然度が最も高く、ピッチを調整した音声の自然度は下がり、ピッチを最も浅くまたは最も深くした音声の自然度が最も低くなるという結果が得られた。これにより、ドイツ語の低アクセントに適切な低さがある可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
どの言語にもその言語に固有のイントネーション(抑揚)の型がある。外国語で会話するとき、その型に載せて発音をしないと、相手がうまく聞き取れなかったり、こちらの意図が伝わらないというような不具合が生じる。ドイツ語では日本語にない低アクセントが多用されることがわかっているが、本研究ではさらにこの低アクセントには自然な低さがあるという仮説を立て、ドイツ語母語話者を対象とする聴取試験により、それを検証した。
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