研究課題/領域番号 |
16K02676
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
栗林 裕 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (30243447)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | トルコ語 / チュルク諸語 / ウイグル語 / 補助動詞 / 複合動詞 / アルタイ型 / ナル的表現 / トルコ語教育 / 用言複合体 / アゼルバイジャン語 / ウズベク語 / 主題化 / 連体修飾節 / ガガウズ語 / トルコ語補助動詞 / 名詞修飾表現 / 関係節 / 数量詞 / ナル表現 / コソボ / イラン / チュルク / 数量詞遊離 / コソボ・トルコ語 / 言語接触 |
研究成果の概要 |
本研究はトルコ語をはじめとするユーラシア大陸全域に分布しているチュルク諸語における動詞複合体(複合動詞)の語形成のパターンを精査し、そのバリエーションを明確に提示すると共に、同じアルタイ型言語といわれている言語タイプの中で、なぜ複合動詞のバリエーションに差異が見られるのかについての考察を行なった。全研究期間を通しての重点項目として以下の3項目を掲げて研究を実施した。1)現地調査に基づく記述的資料、2)文献調査に基づく歴史的資料、3)言語理論の知見に基づく理論的アプローチ。以上の項目について総合的な視点からトルコ語及びチュルク諸語に見られる動詞複合体の全体像の解明を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主な成果:1)コソボ・トルコ語に関する記述的研究、2)ウイグル語の動詞複合体に関する理論的研究、3)チュルク諸語と日本語の複合動詞の対照に関わる研究、4)事態把握表現の補助動詞の数量化に関わる類型論的研究、5)チュルク諸語の動詞複合体に関連する研究を専門書としてまとめて出版、6)トルコ語とその文化的側面も含めた大学生向けの教科書の出版、7)日本のトルコ語およびチュルク語教育の発信による社会的貢献
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