研究課題/領域番号 |
16K02685
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
植田 均 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (90176595)
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研究分担者 |
木村 裕章 東亜大学, 人間科学部, 教授 (70330719)
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研究協力者 |
石 亮亮
王 姝茵
王 瑶
李 玲
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 全出現語彙の意味分類 / 虚詞・実詞 / 単語・フレーズ / 方言 / 官話 / 意味の拡大・縮小・消失 / どのように使用しているか / 瞬時に判明 / 中国語学 / 清代北方官話 / 醒世姻縁傳 / 影印本 / 意味分類による再編成 / シソーラス辞典 / 影印本使用 / 意味分類 / 意味の拡大・縮小 |
研究成果の概要 |
清代初期北方官話区域内の代表的資料、《醒世姻縁傳》における全出現語彙の意味分類による計量言語学的研究を行う。意味分類は、《現代漢語分類詞典》を基本にし、大分類が17種類、小分類が合計約4000種類に細分化する。これにより、「どの語彙が、どのように(意味)、どれだけ(数量)使用されているか」を明らかにする。この結果、目当ての語彙の使用状況が瞬時に判明できるのである。本研究は、近世中国語における国内外の初めての試みになる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、中世、近世期における中国口語の歴史研究は、一つの作品に対して全出現語彙の意味分類および計量言語学的研究は皆無であった。本研究は、《醒世姻縁傳》において、どの語彙が、どのように(意味)、どれだけ(数量)使用されているかの状況が瞬時に判明できるだけではなく、清代語彙研究に基本材料を提供でき、近世中国語のコーパス構築のための第一歩となり得る研究であり、国内外の中国口語の歴史研究において学界初の試みとなる。
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