研究課題/領域番号 |
16K02686
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
包 聯群 大分大学, 経済学部, 教授 (40455861)
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研究分担者 |
呉人 徳司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40302898)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ダグル語 / 危機言語 / 言語接触 / 言語変異 / 言語シフト / コードスイッチング / 混合言語 / 言語継承 / ダグル(達斡爾)語 / 言語変化(言語変異) / 混合言語(Mixed Language) / 社会言語学 / 言語使用 |
研究成果の概要 |
本研究は、中国黒龍江省チチハル市梅里斯におけるダグル語の語彙的、文法的特徴を明らかにした。 またダグル語は中国語と接触を起こし、言語変異が発生している実態を解明できた。異なる年齢層のダグル人の言語使用と言語意識の現状を明らかにした。ダグル人はダグル語とダグル文化の維持と継承に積極的に取り組んでいることがわかった。当研究は言語接触に関する理論的枠組の構築に中国での言語接触事例を提供できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中国黒龍江省チチハル市梅里斯におけるダグル語について、今まで社会言語学の視点からの調査研究はあまり行われていなかった。危機に瀕するダグル語について異なる視点からの調査を行い、今まで明らかにされていなかった言語接触、言語変異のプロセス及びその実態を解明し、中国での言語接触事例を提供することによって、言語接触の理論的枠組の構築に貢献することが重要な意義を持つ。また、少数言語の保護と継承にも繋がると考えられる。
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