研究課題/領域番号 |
16K02691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤原 敬介 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (00569105)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | チベット・ビルマ語派ルイ語群 / チャック語 / カドゥー語 / ガナン語 / 方言 / 基礎語彙 / 音変化 / チャクパ語 / 言語変化 / 言語学 / 音声学 / 歴史言語学 / 方言学 / チベット・ビルマ語派 / ルイ語群 / 南アジア言語学 / 東南アジア言語学 / 記述言語学 / 方言調査 / 基礎語彙調査 / 死語 / 方言研究 |
研究成果の概要 |
チベット・ビルマ語派ルイ語群に属するバングラデシュのチャック語、ビルマのカドゥー語とガナン語等について、未記述方言の調査をおこなった。チャック語については、ビルマ側ではなされる方言の話者の協力をえて、以前出版したCak-English-Bangla dictionaryにビルマ語訳をつける作業を中心におこなった。カドゥー語とガナン語については、未記述方言について基礎語彙調査をおこなった。 調査の結果、おなじ言語でも世代差や地域差によって、どのような部分が変化しやすいかといった情報がさら蓄積された。そして、ルイ祖語についてさらに同源形式を同定することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
チベット・ビルマ語派ルイ語群に属する言語は話者がすくなく、ほとんど記述されていない方言が多数存在する。話者がいなくなる前に、できるだけおおくの方言を記述することは重要な仕事である。方言の中に、すでにつかわれなくなった語彙や表現がのこっているとともに、方言を比較することによって、言語がどのように変化していくかがわかるからである。 本研究を通じて、チベット・ビルマ語派ルイ語群の諸方言にみられる特徴をより一層あきらかにすることができた。特に、有声阻害音のふるまいが方言分岐にとって重要な役割をはたしていることをあきらにすることができた。
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