研究課題/領域番号 |
16K02700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
遠藤 雅裕 中央大学, 法学部, 教授 (10297103)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 客家語 / ヨーロッパ資料 / 文法 / 欧文資料 / 統語論 / 陸豊客家語 / 海陸客家語 / 類型論 / 中国語 |
研究成果の概要 |
本研究の対象はSchaank, Simon Hartwich. 1897. Het Loeh-foeng-dialectにオランダ語で記述されている100 余年前のインドネシア・西カリマンタン州サンバス県で使用されていた陸豊客家語である。 本研究の成果は以下の2点である。(1) 本書に記録されている客家語の単語・例文について、オランダ語・英語・同系統の現代台湾海陸客家語・標準中国語を対照させ、また文法項目のラベルを付したデータベースを作成したこと、(2) 代詞・介詞(格標記)・量詞(類別詞)・補語・アスペクト標識・形容詞述語文・比較文等について、海陸客家語と比較分析を行ったことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、歴史資料がすくない海陸片客家語について、その空白を埋めるものである。梅県客家語などが属する粤台片客家語についてはバーゼル資料など、その歴史資料は豊富であり、文法もふくめて重要な研究成果が発表されている。一方、これと隣接する海陸片に属する客家語(陸豊・海陸・陸河客家語等)の通時的側面の研究は、資料が少ないためにほぼなされていない。よって、本研究は客家語の発展の研究に寄与するのみならず、中国語史全体にも寄与するものである。
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