研究課題/領域番号 |
16K02710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
山口 真佐夫 摂南大学, 外国語学部, 教授 (00191239)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スラウェシの言語 / 非フィリピン系の言語 / 言語の系統 / インドネシアの地方語 / フィリピン系の言語 / 非フィリピン系の語群 / フィリピン系の語群 / サンギル語群 / ミナハサ語群 / ゴロンタロ・モンゴンドウ語群 / スラウェシ島の言語 / スラウェシ島の語群 / フィリピン系語群 / 非フィリピン系語群 / サルアン・バンガイ語群 / 地域語教育 / ゴロンタロ語 / 言語学 / スラウェシ島中・南部の言語 |
研究成果の概要 |
本研究はインドネシア共和国、スラウェシ島に分布する非フィリピン系の言語を特に系統上の問題から研究を行ったものである。フィリピン系の言語と非フィリピン系の言語の境界は、スラウェシ島北部のゴロンタロ・モンゴンドウ語群とトミニ・トリトリ語群の間に引かれていた。本研究が始まってから、SILの基準が変更されたため、本研究は期間を一年延長し、全スラウェシの語群を対象に、非フィリピン系とフィリピン系の弁別基準を研究することとなった。研究成果は研究代表者の国際学会等での発表、論文の執筆、現地研究者との論集の編纂、対象言語の書誌の編纂を通じて発表された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでスラウェシ島の言語については、個別言語研究か一語群についてのものであった。しかし本研究はスラウェシに存在する非フィリピン系の語群の系統関係を明らかにするのみならず、スラウェシに存在する10語群中フィリピン系とされることがあったサンギル語群、ミナハサ語群、ゴロンタロ・モンゴンドウ語群についても研究を行った。そして、現地研究者との論集の編纂、インドネシアで行われた国際学会を通して現地研究者に成果の還元を行うことができた。また編纂した書誌により最新のインドネシアにおける研究成果を他の研究者と共有することができた。
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