研究課題/領域番号 |
16K02714
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
宮嵜 由美 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 音声言語研究領域, プロジェクト非常勤研究員 (90771163)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | LINEデータベース / 待遇表現 / コーパス言語学 / ケータイメールコーパス / 小説会話文における発話箇所認定と話者属性付与 / ポライトネス / 言語行動 / 日常会話コーパス / 小説における発話箇所認定と話者属性付与 / 携帯メールデータコーパス / 会話文へのアノテーション付与 / 会話文の同定 / 話し言葉的書き言葉 / LINEデータコーパス / 人文学 / 言語学 / 社会言語学 |
研究成果の概要 |
本研究では,対面や音声とも,電子メールとも伝達媒体の異なる「LINE」を使用したコミュニケーションデータの収集を行った。メッセージ伝達方法が急激に移り行く昨今,老若男女の消えゆく2010年代の生活と言語の在り方は,「資源」として捉えることができる。これらをデータベース化することにより,顔の見えない相手と円滑なコミュニケーションを取るためにどのような工夫がなされているか,様々な視点から分析,検討が可能となった。比較対象として,Eメールや小説の会話文のコーパス整備も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の概要で述べた「言語資源」としての「LINE」データベースの学術的意義としては,検索性と再現性を保つよう加工されている。言語の専門家以外にも,十分に各自の探究する分野への研究の応用に役立てていただけるデータベースの構築ができた。それら各分野から得られる知見は,主に円滑なコミュニケーションの為に,我々の複雑化する社会生活に大きく貢献することが期待できる点で,社会的意義を持つ。
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