研究課題/領域番号 |
16K02746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 大阪国際大学 |
研究代表者 |
村田 菜穂子 大阪国際大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60280062)
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研究分担者 |
前川 武 大阪国際大学短期大学部, その他部局等, 教授 (30238844)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 語彙 / 用言 / 計量分析 / 形容詞 / 近世 / 俳諧 / 洒落本 / 浮世草子 / 語彙史 / 形容動詞 / 動詞 |
研究成果の概要 |
まず、近世資料について形容詞データの抽出を行い、一つ一つの語について語構造分析を行い、語彙表を作成するとともに作品別・語構成別などの各種の計量的分析を行った。次に、語構成史の観点から、形容詞の中古から中世への変遷について考察を行うとともに、『日本語歴史コーパス』を用いて中古及び中世における日記文学の比較を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提供しようとしているデータベースは、「語構成史」を構築するための基本データとして、単位語の階層的構造を分析した「結合タイプ」と造語成分の結合パターンを分析した「造語形式」という、これまでには提供されてこなかった質的情報を扱ったものである点に学術的意義があり、このようなデータベースが提供されることによって、音韻史や文法史に比べて立ち遅れている語彙史研究に対して、多大なデータを提供しその進展を大きく促すことが期待できる点で社会的意義がある。
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