研究課題/領域番号 |
16K02766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大森 文子 大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 教授 (70213866)
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研究分担者 |
渡辺 秀樹 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (30191787)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 認知詩学 / メタファー / レトリック / 寓意 / 擬人化 / Shakespeare / Beowulf / Wilfred Owen / Sonnets / 時間認識 / 繰り返し / 列挙 / 翻訳 / 連句 / メトニミー / 音韻効果 / 逆転 / 音韻 / 英詩 / オクシモロン / ニュースメディア / 松尾芭蕉 / 感情 / イメージスキーマ / 概念メタファー / Robert Plutchik / 慣用表現 / 戦争詩人 / 言語学 / 英語学 / 認知言語学 |
研究成果の概要 |
研究代表者と分担者は、古英詩Beowulfから、Shakespeare、Wilfred Owen、19世紀英国寓意詩に至るまで、広範な英詩を研究対象として認知詩学の観点からメタファー分析を行い、計22本の論文、1冊の図書を刊行した。特筆すべき成果としては、代表者は『認知言語学大事典』(朝倉書店、2019年刊行)において「認知詩学」の項目を執筆し、当該分野の歩みを概説し、認知詩学研究の意義や課題について論じた。分担者は3冊の国際共著にBeowulfについての論文を発表し、英国での国際学会において3 度口頭発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者が執筆した『認知言語学大事典』の「認知詩学」の項目は、21世紀に台頭し、現在発展途上ながら高い関心を集めている認知詩学の分野の歩みと研究の意義や課題について詳細に論じたものであり、この分野の基本文献として学界に寄与することが期待される。研究分担者はInternational Association of Professors of English (IAUPE)の会員に推挙され、英国における国際学会で3度口頭発表を行い、また、国際的な学術誌や論文集に3本の英文論文が掲載された。これらは分担者の長年にわたるBeowulf研究の集大成であり、新たな知見を学界に提供するものとなった。
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