研究課題/領域番号 |
16K02772
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
太田 聡 山口大学, 人文学部, 教授 (40194162)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 複合語 / 混成語 / 派生語 / アクセント / 連濁 / 言語学 / 英語 / 日本語 / 語形成 / 音韻構造 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語と英語の複合(compounding)、派生(derivation)、混成(blending)といった語形成のメカニズムについて、主に音韻的な制約や規則の面から考察した。そして、特に例外的なパターンを示すものがなぜ・どのようにして生成されるのかを論じた。また、様々な語形成が行われるレキシコン(語彙部門)の内部構造や役割についても考察し、日英語のレキシコンの構造の違いを一部明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、単に語形成にはどのような規則性があるのかを論じるだけでなく、語形成が行われるレキシコンが、文法システム全体の中でどのように位置づけられ、そして、レキシコンはどのような構造と役割を果たしているのかを明らかにした。また、日本語と英語のように、類型論的に大いに異なり、系統的にも無関係な言語の語形成過程を比較することで、言語個別的な法則の発見にとどまらず、より普遍的な原理等を解明できた。
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