研究課題/領域番号 |
16K02789
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
|
研究機関 | 福岡女学院大学 (2018) 京都聖母女学院短期大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
能勢 卓 福岡女学院大学, 人文学部, 准教授 (70626837)
|
研究協力者 |
旭野 昇吾 京都大学, 工学部
曽我部 智之 京都大学, 工学部
原 征大 京都大学, 工学部
川本 大志 京都大学, 理学部
野田 叡寛 京都大学, 理学部
細谷 享平 京都大学, 理学部
矢田 歌菜絵
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 台詞の文体分析 / コーパス文体論 / 英米演劇 / Eugene O'Neill / 談話情報付加コーパス / マニュスクリプト研究 / 電子化テクストの作成 / セリフの文体分析 / コーパス言語学 / 意味情報付加コーパス / 言語学・英語学 / 文体 / 台詞の文体・英米演劇 |
研究成果の概要 |
本研究において、ユージン・オニールの50作品(約107万語)のテクストに談話情報を付加した精緻化コーパスの作成を試みた。今回付加した談話情報は、全作品のテクストを台詞とト書きに分け、それぞれの台詞の話者と聞き手それぞれの名前、性別、社会的地位、双方から見た関係性を確認し、それらをOXYGENを用いて精緻化コーパスの作成を行った。今回の研究では、50作品のうち30作品については談話情報を付加したコーパスまで完成させ、残りの20作品中の14作品に関しては9項目の談話情報の確認作業までは完了できた。また対象コーパスのモームの18喜劇のうち11作品に関しては電子化テクストの作成が完了した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コミュニケーションにおける発話者のメッセージの効果的伝達に関する文体研究は、有効且つ重要な研究であると考えられる。そこで今回の研究成果である演劇作品のコーパスに談話情報と意味情報を付加した精緻化コーパスを作成し、その上で英米演劇テクストのコーパスを用いた台詞の文体研究を発展させることで、コミュニケーションにおけるメッセージの効果的伝達のために台詞に施された言語的工夫、つまり演劇作品の台詞における効果的言語化の一端を明らかにできるものと考えられる。
|