研究課題/領域番号 |
16K02794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
李 在鎬 早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (20450695)
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研究分担者 |
長谷部 陽一郎 同志社大学, グローバル・コミュニケーション学部, 准教授 (90353135)
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研究協力者 |
村田 裕美子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 自動判定 / 作文評価 / 文章解析 / 自然言語処理 / リーダビリティ / ウェブシステム / やさしい日本語 / 自動評価システム / 文章作成支援 / 日本語教育 / 言語能力評価 / 読み書き支援 / 自立学習支援 / 作文 / 自然言語処理技術の教育的応用 / 作文の自動判定 / 文章表現教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語学習者の読み書きを支援することを目的とする2つのウェブシステムを構築した。1つ目は、読解支援を目的に文章の読みやすさを自動判別するシステム「jReadability」であり、2つ目は作文執筆を支援する目的で文章の能力値を自動判定する「jWriter」である。 「jReadability」は入力された文章の読みやすさを6レベル(初級前半~上級後半)に自動判別する機能を実装している。「jWriter」は入力された文章の熟達度を5レベル(入門~超級)に自動判別する機能を実装している。どちらのシステムも「https://jreadability.net/」で公開している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで文章の判定は、教師による主観的指標に基づいて行うことが多かった。こうした主観的指標に基づく判定では、評価の客観性、信頼性が担保されない。信頼性が担保されない仕組みでは、体系的なシラバスによる教育が難しい。こうした現状を変えるべく、本研究では、リーダビリティや自動判定の技術を利用した信頼性の高い評価方法を提案している。 本研究が提案する仕組みを利用することで、信頼性の高い評価ができ、教育カリキュラムの体系化にも貢献すると考えられる。
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