研究課題/領域番号 |
16K02801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
小林 幸江 東京外国語大学, その他部局等, 教授 (40114798)
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研究分担者 |
伊達 宏子 (平野 / 平野 宏子) 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 講師 (30759311)
林 俊成 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (70287994)
望月 圭子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90219973)
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研究協力者 |
豊田 悦子
菊島 和紀
何 美玲
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | JFL(共通語としての日本語) / 多様な日本語学習者 / 言語規範主義によらない日本語教育 / 日本を超えた日本語教育 / 遠隔日本語討論会 / 多文化共生 / JLF(リンガフランカとしての日本語) / 遠隔討論会 / 非母語話者間の日本語 / 母語話者・非母語話者間の日本語 / 言語的多様性 / 越境コミュニケーション / コミュニケーション・ストラテジー / 共通語としての日本語 / 遠隔授業 / 遠隔ディスカッション / 日本語の国際化 |
研究成果の概要 |
従来の日本語教育では、日本語母語話者の日本語を規範とし、コミュニケーションは、日本人と学習者間でのインターアクションを指す。しかし、今や日本語は日本語母語話者だけの言葉ではなくなってきている。本研究では、日本語非母語話者間でコミュニケーションツールとして用いられる日本語を「共通語としての日本語」と捉え、その実態を探ることを目指した。本研究の結果は、「国際連携・高大連携によるICTを用いた外国語教育と学習者コーパス研究 国際ワークショップ」(2017/7/16於東京外国語大学)、及び「第12回国際日本語教教育・日本研究シンポジウム」(2018/12/4 於香港理工大學)において発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の言語規範主義によらない日本語教育の考え方は、従来の枠組みを超えた考え方であり、そのために新たな視点で日本語(含文化、価値観等)をとらえようとするところに独創性があると考える。本研究のテーマは、今後予想される日本の多文化共生社会、ひいては、日本語の国際化に寄与するものであり、日本語教育に新たな領域をもたらすものであると思われる。また、本研究で得られた遠隔討論会のデータ(非母語話者間、非母語話者-母語話者間、母語話者間)は、今後の研究に寄与できるよう、JFLコーパスとしてまとめる予定である。
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