研究課題/領域番号 |
16K02805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
橋本 ゆかり 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (40508058)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 用法基盤モデル / 認知言語学 / 外国人児童(外国につながる子ども) / 日本語を第二言語とする大人と子ども / 第一言語習得 / 固まり / スロット付きスキーマ / ピボット・スキーマ / 第二言語習得 / 文法習得 / 外国につながる子ども / 子どもの言語習得 / 大人の言語習得 / 第一、第二言語 / 子ども / 言語構造の構築 / 言語習得プロセスとメカニズム / 年少者日本語教育 |
研究成果の概要 |
認知言語学・用法基盤モデルの観点から、日本語を第二言語とする成人と子ども、日本語を第一言語とする子どもの3者間の共通性と差異を明らかにする。3者の共通性からは言語習得のメカニズムを提案し、その妥当性を示す。差異からは、言語習得のプロセスに影響を与える外的および内的要因を明らかにする。研究から得られた成果は教育現場に応用し、教育方法や教材を考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、世界的議論の的となっている固まり学習が文法ルール獲得に繋がるのかという問題について明確な答えを実証的に示す。現在注目されている認知言語学の用法基盤の理論を、日本語の第二言語習得に援用するという試みは、世界規模の理論的貢献といえる。膠着言語である日本語において橋本独自の言語構造構築メカニズムの仮説を提示しており、国内外に問う必要がある。 本研究では、日本語を第二言語とする子どもの実態を明らかにしている。グローバル化に伴い増え続ける外国からの参入者にスポットライトを当てていることから、言語支援の必要性をより説得力のある形で提案することができる。
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