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ベトナム難民2世の社会統合に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K02820
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本語教育
研究機関国士舘大学

研究代表者

河先 俊子  国士舘大学, 21世紀アジア学部, 教授 (60386927)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワードベトナム難民第2世代 / 社会統合 / 境界文化 / 定時制高校 / 移民第2世代 / ベトナム難民第2世代 / 多文化共生 / 外国につながる高校生 / ベトナム難民2世 / ベトナム難民
研究成果の概要

本研究はベトナム難民第2世代の経験から社会統合の様相を考察することを目的として、インタビュー調査と定時制高校における参与観察を行った。調査協力者は、異言語・異文化を持つことが肯定的に評価される場において十全に活躍する一方で、ベトナムにルーツを持つことに対する否定的な評価や偏見に抵抗しつつ、自己定義を行っていた。また、定時制高校では、移民の背景を持つ生徒に対して、一緒にやるという姿勢で手助けをする、否定的な評価をせず、積極的に褒めたり認めたりするといった対応がなされていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、日本ではあまり研究の対象となっていない成人後の移民第2世代に焦点をあて、彼らの日本人・日本社会との関わりや自己認識の一端を明らかにしたという点である。研究の結果から、移民の社会統合において、教育達成のために十分な支援を提供することの重要性と、異言語・異文化を持つことを否定的に評価する風潮を解消する必要性が示唆された。また、本研究を通して、多文化共生教育をめざすNPO法人との協力関係も構築され、今後協働で支援や研究を行う道を開くことができた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 大衆文化が日本人と韓国人との関係構築に及ぼす影響2018

    • 著者名/発表者名
      河先俊子
    • 雑誌名

      インターカルチュラル

      巻: 16 ページ: 145-158

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 大衆文化が日本人と韓国人の関係構築に及ぼす影響 -日韓大学生の初対面会話の分析から2018

    • 著者名/発表者名
      河先俊子
    • 雑誌名

      インターカルチュラル

      巻: 16 ページ: 145-158

    • NAID

      40021619428

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] ベトナム難民第2世代のライフストーリー2018

    • 著者名/発表者名
      河先俊子
    • 学会等名
      異文化間教育学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ベトナム難民第2世代のライフストーリー2018

    • 著者名/発表者名
      河先俊子
    • 学会等名
      異文化間教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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