研究課題/領域番号 |
16K02854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
岩本 典子 東洋大学, 理工学部, 准教授 (40568060)
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研究分担者 |
吉田 宏予 東洋大学, 理工学部, 教授 (00320789)
Schulman Maichel 東洋大学, 理工学部, 准教授 (50328647)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 英語教育 / 英語学習動機 / キャリア教育 / 自己決定理論 / 英語教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、大学1、2年生の必修英語授業の中にキャリア教育エクササイズを導入し、英語が将来の仕事や就職活動に与える影響を意識させることで、英語学習モチベーションの向上を試みた。アンケートと学生インタビューを用いてその効果を検証したところ、就職や将来の仕事における英語の重要性を意識することができた学生の多くは、外発的動機づけの外的調整が2年間を通じて高く、英語力も向上する傾向にあることが分かった。しかしその一方で、英語習熟度の低い学生の多くは、自分の将来や就職と英語学習を結びつけることができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル化の加速する日本において、英語の重要性はますます高まっているにも関わらず、日本人大学生、特に非英語専攻学生における、英語学習モチベーションの低下がしばしば指摘されている。本研究では、キャリア教育を英語授業に取り入れるという試みを実践し、大学生の英語学習モチベーション減退という問題に取り組んだ。その結果、比較的英語習熟度の高い学生には、キャリア教育エクササイズはモチベーションと英語力の向上に効果があることが分かった。
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