研究課題/領域番号 |
16K02868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
吉村 征洋 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (90524471)
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研究分担者 |
桐村 亮 立命館大学, 経済学部, 准教授 (40584090)
廣森 友人 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (30448378)
仁科 恭徳 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 准教授 (00572778)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 映画制作活動 / 動機づけ / 協同学習 / PBL / アクティブラーニング / 英語映画制作活動 / ムービー制作活動 / ドラマ制作 / MALL |
研究成果の概要 |
本研究の成果としては、英語によるドラマ制作活動を協同学習的観点から考察し、学習者の情意面に与える影響を検証した結果、学習者の英語学習への動機づけ向上に一定の効果があったことが挙げられる。Yoshimura, Hiromori, Kirimura, & Nishina (2017)では、学習者の動機を高める協同学習の構成要素が学習者の特性により異なる可能性があることを指摘した。吉村、廣森、桐村、仁科(2019)では、協同学習における8原理と英語学習への動機づけの関連性を検証し、8原理が日本人EFL学習者の英語学習への興味と態度に強く影響を及ぼしていたことを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、協同学習としての英語による映画制作活動(FMA)が、学習者の英語学習に対する動機づけに一定の効果があることが明らかとなった。こうした効果が数値化され、ドラマ制作活動による英語学習法が、学習者の第二言語習得の情意面において有益であることを実証的に明示することができたことは、日本の英語教育に新たな視座を提示することができたと考える。今後、文部科学省(2017)が推進するアクティブ・ラーニングを実施するための一つの方法として、様々な教育現場でFMAが導入されることを期待する。
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