研究課題/領域番号 |
16K02871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
大湊 佳宏 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (70413755)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ジェネリックスキル / 部活動 / 英語表現活動 / ういてまて / 課外活動 / 汎用性スキル / uitemate / 交友タイプ / 英語プレゼン指導 / Uitemate / 水泳部 / 英語教育 / 汎用的スキル |
研究成果の概要 |
本研究は、高専生をターゲットにし彼らのジェネリックスキル(GS)を向上させることを目的にその実践と評価を行った。水泳部の実践では、部活動での強化練習を行うだけでなく部活の顧問が正課教育の内容とのつながりを意識した取り組みを継続した(高専Uitemateプロジェクト)。さらに、溝上(2015)の調査を参考に、学生が普段の生活でどのような活動に多く時間を割いているかの調査を行い、被験者の学生を7つのタイプに分類した。高専においては、「交友タイプ」(友人と交流することに多くの時間を割いている学生)が多様なGSを向上させることが明らかとなった。また、勉強と部活を両立している方がより顕著であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平成30年に、スポーツ庁が「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を示し、競技経験のないクラブ顧問の長時間労働の問題や、生徒たちへの過度な負担の軽減などが論じられている。近年では、部活動の負の部分が注目されているが、汎用性スキルや人間力の伸長が望めるなど、正課教育で担い切れていない部分での生徒たちの能力の伸長に寄与することを解明することができた意味は大きい。高専において、部活動は正課外活動としてもとらえられておらず、正式な教育活動としては位置付けられていない。しかしながら、部活動が汎用性スキルを伸長させることが明らかにし、教育活動の一環とし捕え適切な形で持続していく必要がある。
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