研究課題/領域番号 |
16K02876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
久保田 章 筑波大学, 人文社会系, 教授 (30205132)
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研究分担者 |
嶋田 和成 高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 准教授 (30642277)
奥山 慶洋 白鴎大学, 教育学部, 准教授 (90369934)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 教科書 / インプット / 第2言語習得 / 語彙 / 発表語彙 / アウトプット / 第二言語習得 / コーパス / ライティング / 第2言語習得 / 教材 |
研究成果の概要 |
本研究では、「英語の検定教科書の言語データベースの構築と分析」と「学習者の英作文の分析」の2つの研究を実施し、それらに基づいて、教科書によるインプットの特徴と学習者のパフォーマンスの関係について、前置詞や動詞の使用状況を中心に検証を行った。その結果、中学校の教科書3種については、前置詞をはじめ、語彙のプロフィールが統計的に異なることが確認できた。また、英作文の分析から、教科書のインプット情報が部分的に学習者の語彙使用に影響を与えている可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国語の指導において、教科書等の教材が果たす役割は非常に大きいが、Tomlinson(2012)も指摘しているように、教材によるインプットが学習者の第2言語習得に与える影響に関する研究はほとんどない。本研究は、この問題に対処するための先駆的研究であり、教材によるインプットの状況とその効果に関する研究成果は、学術的に教材開発の理論的基盤を提供するとともに、教科書作成などの実際的課題にも直接貢献できる。
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