研究課題/領域番号 |
16K02881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
古泉 隆 名古屋大学, 教養教育院, 講師 (60549541)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | シャドーイング / 音声認識 / 音声合成 / スマートフォン / スマホ / コロケーション |
研究成果の概要 |
音声合成・音声認識機能を外国語シャドーイング活動にどのように取り入れることがでるか、またそれらを利用したシャドーイング活動により、どのような学習効果が得られるかを実証的に検証した。第一に、音声認識を利用した独自のシャドーイング自動評価を検討し、その自動評価と音声合成を活用したシャドーイング学習アプリを開発した。次に、大学生にアプリを使ってシャドーイング活動をしてもらった結果、音声合成でも母語話者音声と同程度スピーキング力向上などの効果が得られること、さらに、音声認識を用いた自動評価を活用することで、スピーキング力や動機付けという点でより効果が期待できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、iPhoneやGoogleの音声検索にみられるように音声認識・音声合成技術は急速に進歩し実用化されている。今後も進歩が期待される音声技術を、外国語学習に活用する試みはすでにみられるが、実証的に検証した例は少ない。本研究では、シャドーイング活動という外国語学習法に、音声技術をどのように利用できるか、また、どのような点で効果があるのかを実証的に検証した。得られた結果は、今後の語学教材開発・語学学習において活用が可能である。
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