研究課題/領域番号 |
16K02887
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
田中 洋也 北海学園大学, 人文学部, 教授 (70521946)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 外国語教育 / 語彙学習 / コンピュータ支援言語学習 / e-learning / 外国語学習 / CALL / eラーニング / コンピューター適応型学習 / 学習方略 / コンピュータ・アダプティブ・テスト / e-ラーニング / コンピュータ支援学習 / 英語語彙学習 |
研究成果の概要 |
本研究では,英語学習者の読む・聞く・話す・書くの4技能の運用を記録する電子ポートフォリオおよびポートフォリオと連携するモバイルアプリケーションを開発し,自律的な英語学習を可能にするフレームワークを構築した。2つのシステムによる学習の記録は全て統合され,研究者のこれまでの研究で整備した英語語彙リスト約18,000の語彙項目によって蓄積される。これにより,学習者,教師の双方が継続的,自律的学習の成果を確認することが可能となり,学習者の知識,習熟度レベルに合った学習支援を行うことができる。開発した電子ポートフォリオ,モバイルアプリケーションは使用を希望する教員とその学習者を対象に公開している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本における英語学習のような外国語学習環境では,自律継続的に学習を続けることは学習者にとって重要な課題である。本研究では,長期間にわたって学習者の4技能(聞く・読む・話す・書く)の言語運用を記録する電子ポートフォリオおよび学習記録を連携するモバイルアプリケーションを統合することで自律継続的な学習を可能にするフレームワークを構築した。これにより,学習者,教師の双方が長期的な学習の過程と成果を確認することで,学習者の習熟度や知識レベルに合った学習支援を展開することができる。同様のシステム構築はこれまで報告されておらず,本フレームワークを用いた英語学習過程の解明にも期待が持てる。
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