研究課題/領域番号 |
16K02891
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
中川 純子 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 講師(非常勤) (80645961)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 外国語教授法 / 教材開発 / 発音教育 / ドイツ語教育 / 音声学 / 外国語教育 / 教材作成 / 教授法 / 発音教授法 / コアアイテム / 教育工学 / 教材 / 教育メディア一般 / ドイツ語 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は次のとおりである。1) 聞き手の理解を最も妨げる日本語母語話者のドイツ語の発音上の問題を分析した。被験者(ドイツ語学習者)の発音についてドイツ語母語話者の理解度を調査し、最優先習得項目(発音のコア・アイテム)を特定した。2) 発音学習を効率化する教材のコンテンツの開発を進めた。コンテンツを広く学習者に利用してもらうため、専用のウェブサイトを立ち上げ、教材内容を公開した。3) 国内外の学習者に広く利用してもらうため、サイトはドイツ語と日本語の二言語で提供した。4) これまで作成した教材及び指導法理論を実験的に、大学授業などで実践に移しフィードバックを受けた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の一環として、社会音声学的観点から聞き手の理解を最も妨げる日本語母語話者の発音上の問題を分析し、最優先習得項目(発音のコア・アイ テム)を特定した。このコアアイテムを中心とした発音学習は日本語母語話者のドイツ語発音学習を効率化するのに貢献するものであ、全ての外国語学習に応用可能な概念である。 本研究の成果を広く学習者に成果を利用してもらうために、専用のウェブサイトを立ち上げ、教材内容を公開した他、ウェブ独自の素材も追加した。本研究は当初ウェブ教材を補助的なものと位置づけていたが、現在、ウェブでも紙媒体とほぼ同レベルのコンテンツを置き、ドイツ語でも発信するようにした。
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