研究課題/領域番号 |
16K02894
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
宇佐美 裕子 東海大学, 国際教育センター, 准教授 (20734825)
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研究協力者 |
レイソン ポール
ハーディー アンドリュー
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | CEFR / 文法 / 語彙 / 学習者コーパス / 言語テスト |
研究成果の概要 |
本研究では、日本人大学生英語学習者の語彙・文法における各CEFRレベルの基準特性の妥当性を受容・産出能力の面から検証した。受容能力では、大学入試問題の過去問題から収集したA1からC2レベルの「CEFR語彙・文法テスト」を分析し、 産出能力では、A2からB2レベルのスピーキングとライティングを収集したCEFR Learner Corpusを構築し分析した。 受容能力と比較して、特にスピーキングにおける産出能力は低く、スピーキングとライティングにおける語彙と文法の使用に関するさらなる調査が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、CEFRの観点から日本人大学生英語学習者の語彙・文法の受容・産出能力を比較した。結果、産出能力、特にスピーキングのCEFRレベルは低く、ライティングとスピーキング共に学習者が実際に使用している語彙・文法のCEFRレベルは高くなかったことが判明した。この研究成果は、産出能力を重視した大学入試改革を目前に、大学英語教育における入学前教育、シラバス改訂、テスト、教材作成へも貢献できるものであると考える。
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