研究課題/領域番号 |
16K02895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
田中エリス 伸枝 東海大学, 国際教育センター, 准教授 (70593698)
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研究分担者 |
関口 幸代 明治学院大学, 文学部, 准教授 (20524466)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Ubiquitous Learning / CLIL / Leadership Skills / Blended Learning / Flipped Learning / E-Learning / CALL |
研究成果の概要 |
本研究の目的は1)ブレンデッド、ユビキタスラーニングでヒューマン・ノンヒューマンのアクターを特定し、2)学習者の学習結果を詳しく測定し、3)オンライン学習のツールを正確、効率、効果面で分析し学習目標の到達度をみた。1)ではタブレットコンピュータの影響力が1番強かったが、教室の家具の配置も学生同士の対話に強く影響していた。2)では2回のインタビューでコースの内容の理解度と英語の流暢さを比べたが、流暢さの変わりはなかったが内容の理解度が英語の流暢さと強い関係性がなくオンライン学習頻度が高い学生ほど内容が濃かった。3)ツールよりも自主性が大きく影響し英語のレベルはかなり低くない限り影響がなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ユビキタスラーニング環境で学習のサポートをしていても、CEFR B1以上の学生でなければ、内容を理解することは難しい事が分かったが、逆に一部の上級の学生は自分の流暢さに頼り過ぎて専門用語の使用や内容を学習した証拠が乏しかった。これは英語レベルよりモチベーションが高い学生の方が内容の理解度が高い事がクラス内でのプレゼンテーション等で確認できた。また、リーダーシップコースとされている本コースが学習者において、英語で授業が行われる為、授業開始当初、英語クラスという認識が強かったが、このマインドセットを「英語学習」からコース終了時には「リーダーシップ」に移行できた学生ほど習熟度が高いことがわかった。
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