研究課題/領域番号 |
16K02901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
森山 幹弘 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50298494)
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研究分担者 |
原 真由子 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 准教授 (20389563)
降幡 正志 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (40323729)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 言語学 / 外国語教育 / インドネシア語 / 教材研究 / 教材作成研究 / インドネシア語教育 / 文法記述 / 教材バンク |
研究成果の概要 |
様々な媒体のインドネシア語使用例を体系的に収集し、データベース化し、言語学的な分析を行った。さらに、策定した応用教材の企画案にそってデータベースから適切な素材を選び、日本の教育機関で共通に使用できる応用教材に向けて具体的な成果物をデザインすることができた。具体的な本研究の成果としては、日刊紙KOMPASの記事を対象に、『基本文法』の項目ごとに頻度、意味、語形成、文型、共起する語などの点から用例を収集し、この作業の中で主に (1)インドネシア語研究の新たな視点の獲得 (2)用例の選定基準の方向性 (3)『基本文法』の記述と用例の再検討の必要性 についての知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、日本のインドネシア語教育全体の発展を促すことであり、教材に焦点をあて、教員が用いる共通教材の開発によってその発展に寄与するところにある。日本のインドネシア語教育の改善を図るとともに、インドネシア語教育全体の問題の共有を促し、インドネシア語教育とインドネシア語研究の議論を活発にする。基本教材と教材バンク基礎編の開発に続き、それとリンクした応用教材と教材バンク応用編が開発されることによって、初めて日本の標準的・規範的なインドネシア語教育を行う体系的な教材基盤ができることである。また構築されたインドネシア語データベースは、インドネシア語研究と教育の研究資源を提供することができる。
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