研究課題/領域番号 |
16K02902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
馬場 景子 日本福祉大学, その他部局等, 非常勤講師 (80424943)
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研究分担者 |
北山 長貴 山形県立米沢女子短期大学, その他部局等, 教授 (00214825)
中野 幸夫 関東学院大学, 理工学部, 教授 (10371254)
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研究協力者 |
小川 雅魚
滝川 桂子
木村 有昭
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 二次元コード / 3Dプリンタ / 骨伝導器 / 視覚障碍 / 聴覚障碍 / 言語情報獲得 / UV硬化型樹脂印刷 / ユニバーサルデザイン / 3Dプリンター / ASL / DAISY音域速聴 / 日本点字史 / 障害者総合支援法 / 3Dプリンタ |
研究成果の概要 |
「障害者総合支援法」を念頭に、障碍を持つ人が持たない人との共存と理解を図るため、二次元コード・3D プリンター・骨伝導器の3 種類の機器の連結により障碍者への言語情報獲得の研究を目的とする。使用する資料は、視覚障碍者のために出版された「漢字学習本」と「UV 硬化型樹脂印刷絵本」である。漢字の本からは、視覚障碍者ため漢字サンプルを3D プリンターで作成する。二次元コードにより音声情報をサンプルに添付する。さらに、UV 硬化型樹脂印刷絵本を使用して、アメリカ手話(ASL)の二次元コード化と、仕様変更骨伝導器により、障碍者文化(ろう文化・触る文化)、日本文化、英語文化の理解を一冊の本で可能にする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
障碍を持つ人と持たない人との共存と相互理解のため、二次元コード・3Dプリンター・骨伝導機器を連結し障碍者の言語情報獲得を研究の主旨とした。平成30年に監修した『闇を照らした白い花 斉藤百合とヘレンケラー』の原画展を、イシス編集学校師範代の小島伸吾氏の作座で丸善名古屋本店にて斉藤百合関連のイベントが開催された。さらに拙稿をもとに講談師、神田京子氏に「盲目のジャンヌダルク斉藤百合」を語って頂いた。視覚障碍者の努力を知らせることが出来た。 機器連結による成果としてUV硬化型樹脂印刷絵本を活用し、アメリカ手話(ASL)をQRコードにした。その結果を日本英語音声学会等での発表後、出版されている。
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