研究課題/領域番号 |
16K02904
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
加野 まきみ 京都産業大学, 文化学部, 教授 (90352492)
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研究分担者 |
ゴーベル ピーター 京都産業大学, 文化学部, 教授 (40329925)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リーダー・コーパス / Graded Readers / Youth Readers / Authentic Text / 多読学習プログラム / 品詞タグ / Easy Readers for Adults / リーダーコーパス / Graded Reader / Youth Reader / Easy Reader for Adults / GRリーダーコーパス / Mreader / 語彙レベル / 文構造の複雑さ |
研究成果の概要 |
多読学習で使用するリーダーの「難しさ」の要因を明らかにするためにリーダー・コーパスを作成し,分析を行った.多読学習者対象のアンケートから,「難しさ」の認識に繋がった可能性がある文法項目,文の構造,表現などを抽出した. また,「難しさ」の克服に繋がり,且つネイティブスピーカー用の一般書への架け橋になる可能性のあるリーダーを検討した.成人英語話者の中でも難読者や識字レベルの低い英語話者向けリーダー(Easy Readers for Adults)が,その可能性のあるの内の1つであるとの結論に至った.そこで,当該リーダー・シリーズを使った新規研究課題を提案することとした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特徴は,これまで多読学習で使用されてきたが,その言語学的性質について十分には分析されてこなかったリーダーをコーパス言語学的に分析することによってその特徴を明らかにした点である.その特徴を,学習者の感じる「難しさ」という主観的な認識と関連付け,解明しようとした結果,語彙・文法・言語使用域など様々な観点から「難しさ」の要素が見出された.また,コーパス分析に留まらず,実証的検証を行うことで,学習者の「難しさ」の克服へと繋がる方法を検討した.これまで多読教材としては注目されなかった特殊リーダー・シリーズについても,その有効性を検討し,より効果的な多読学習プログラムの方法論を提案した.
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