研究課題/領域番号 |
16K02911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 神戸山手短期大学 |
研究代表者 |
村上 加代子 神戸山手短期大学, その他部局等, 准教授 (00552944)
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研究協力者 |
チェン 敦子 神戸山手短期大学, 非常勤講師
宮谷 祐史 京都大学
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小学校外国語 / 英語教育 / 音韻認識 / 音韻意識 / 特別支援教育 / デコーディング / 英語指導 / 小学校英語 / 外国語活動 / 小学校外国語活動 / リテラシー指導 / 多感覚指導 / 外国語教育 / 教授法・カリキュラム論 / 音韻意識指導 / フォニックス |
研究成果の概要 |
本研究は、英語の基礎的読み書きスキルの一つである英語の音韻認識(音韻意識)に着目し、小学校での「音に慣れ親しむ」活動における音韻意識プログラムの作成を目的とした。日本人児童がどのように英語の音韻を認識するのかを明らかにするため、指導の前後のプレポストテストによって効果を検証した。児童が楽しく取り組める音韻認識プログラムの開発を行った。日本人にとって英語の音韻認識は自然に身につくことは容易ではないと考え、対象学年には1年目に語から音節単位の音韻認識指導、2年目はオンセット-ライム、3年目は音素と段階性を重視した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3年間の調査によって、小学生での英語の音韻認識(言語の音韻を認識したり、操作したりするスキル)は向上することが明らかにされた。英語の音韻認識には音節、オンセット-ライム、音素などいくつもの単位があり、これらの習得は読み書きには欠かせないと考えられている。これまで日本では音韻認識指導には目が向けられてこなかったが、指導によってスキルの獲得が可能であるとすれば、小学校段階の文字の学びの前段階として、音韻認識プログラムが取り入れられることは、単語の暗記型学習以外の選択肢として大きな可能性を示したと言える。
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