研究課題/領域番号 |
16K02932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
金子 育世 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (00360115)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 感情表現 / 感情音声 / 言語特性 / 指導法 / スピーキング / ライティング |
研究成果の概要 |
日本人英語学習者によるライティングとスピーキングに観測される感情表現・感情音声に着目し、その言語特性を明確にしたうえで、効果的なコミュニケーションに役立つ感情表現能力を確実に身につけさせる指導法を確立することが本研究の目的であった。ライティングにおいては、計量テキスト分析を用いて統計的に分析し、言語特性を観測した。スピーキングにおいては、音声読み上げソフト(TTS)を分析対象に加えて日本人学習者と英語母語話者の感情音声と比較した。 ライティングとスピーキングどちらにおいても、英語母語話者とは異なる言語特性が日本人英語学習者には観測された。本研究成果をもとにした指導法を考案中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで言語教育の分野では研究対象とされてこなかった感情表現を「書く」「話す」という産出能力の観点から分析し、分析結果を反映させた指導法を考案することを目指した。本研究の成果を英語教育に携わる人々に提供することができれば、英語授業を充実させることができ、結果として、日本人が英語で効果的、効率的に意思疎通を図れるようになることに貢献できる。同時に日本の英語教育が長年目標としてきた「実践的コミュニケーション能力の育成」の一端を担い、文部科学省の掲げる「グローバル人材の育成」にも微力ながら貢献することができると考える。
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