研究課題/領域番号 |
16K02936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
惟村 宣明 東海大学, 国際教育センター, 教授 (90195884)
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研究分担者 |
深井 陽介 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60623410)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | RPG / 創造 / 発信 / フランス語 / 創造発信 / 外国語教育 / ゲーム / 授業実践活動 / 学習者観察 / 自律的学習 / 外国語使用における緊張 / 緊張克服訓練 / フランス語による発信能力育成 / 第二言語習得字の緊張緩和 / 第二言語不安 / アクティブラーニング / 教材開発 |
研究成果の概要 |
研究成果をもとに、標題の学習システムの開発を行い、教材を作成した。この学習システムによって、学習者はフランス語で発信する際に感じる緊張を軽減し、より創造的にフランス語に取り組むことができるようになる。本学習システムの特徴は次の通りである。1)グループによる自律的協働的学習を前提としている。2)教材として、独自の世界観・ストーリーを持ち、学習者をその中に引き込むようなロールプレイングゲームを使用している。3)このロールプレイングゲームは、学習者が筋肉や声の動きを通して体感するものであり、学習者にスリルと達成感を与え、自分のレベルが上がった事を自覚させる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第二外国語としてのフランス語履修者が、初級(CEFR A1レベル)から自立した言語使用者(CEFR B2レベル)に至る、一貫した教材と教授法・学習法を確立する試みであり、日本でも類を見ない。さらに「書く」「やりとりする」アウトプット型の学習法を求めることも特徴である。その目標とするところは、グローバル社会において、フランス語圏に発信することができる、様々な技術を持った人材の育成である。開発する教材は、単に文法を教えるものではなく、フランス、ヨーロッパの政治・社会システムや文化などの情報を多く提供するものにする。日本のフランス語学習者の視野は、よりグローバルなものとなるだろう。
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