研究課題/領域番号 |
16K02949
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
イ ヒョンジョン 沖縄国際大学, 産業情報学部, 教授 (50511169)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 沖縄の観光 / 韓国人観光客 / 多言語対応 / 観光語翻訳ルール / 言語サービス / 韓国語の言語景観 / 観光韓国語 / カリキュラム構築 / 韓国語翻訳ルール / 言語景観 / 観光案内サイン / 韓国語教育 / 観光地の言語政策 / 沖縄の韓国人観光客 / 言語対応 / スタンダード / 翻訳・通訳 |
研究成果の概要 |
本研究は、沖縄における韓国人観光客の急増という研究スタート時の状況を踏まえ、急ぐべき観光インフラ整備の一環として、沖縄の地域性を考慮した言語対応の基準整備を提案するものである。 研究では言語対応面を「文字面」と「対話面」に分け、文字面では県内外の調査・分析を通して、沖縄の地域性を活かす翻訳ルールに向けた持続的な検討と情報共有等を提案した。また、対話面では、観光関連サービス従事者たちへのインタビューから、言語対応の人材不足による業務増加と接遇韓国語への不安という現状問題が浮き彫りになったことから、段階的な語学研修プログラムと、新たな韓国語カリキュラムの構築を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、急増する韓国人観光客への言語対応に焦点を当て沖縄が直面している現状問題に着目した点、そこから沖縄全体の言語マネジメントの視点を持って研究を進めた点で意義を持つ。また、観光産業を外すことのできない沖縄という地域性から、観光現場での言語対応の問題を、今後韓国語教育の現場につなげることで地域社会につながる人材育成を目指している点では、社会的意義とともに、観光地域としての言語サービス面が言語教育とどのように関係性を持つべきかについて新たな視座を与えると思われる。
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