研究課題/領域番号 |
16K02953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
平井 明代 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00312786)
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研究分担者 |
藤田 亮子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (00756281)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スピーキングテスト / リテリング / 評価 / ターゲット文法 / 技能統合 / 要約 / SRST / スピーキング / 自動採点 / 批判的思考 / 技能統合タスク / 文法使用 / 文法 / アウトプット / 口頭要約 |
研究成果の概要 |
本研究は,英語の授業で使いやすいリテリング手法を使ったスピーキングテスト(Story Retelling Speaking Test:SRST)の開発を目的としたものである。研究成果として,まず,中学・高校で使用できるようになってほしい文法項目を取り上げ,リテリングの中で無理なく使えるように,ストーリーに入れる文法項目の数と手順を考案した。続いて,テキストの内容や長さ,難易度,設問の質などを変えることによって,より高度な認知能力を測定できる要約バージョンのSRSTを開発した。そして,それぞれのバージョンのルーブリックの妥当性と信頼性を検討した。最後に,音声認識技術を使った採点方法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的・社会的意義として,まず,これまで文法練習で終わりがちになっていた学習活動を,学習指導要領でも求められているように,発信能力の中で比較的簡単に実施・評価することができる独創的かつ妥当性・信頼性の高いテストを開発したことである。そして,テスト実施後には,使用したテキストの中の模範表現や学習ポイントを示すことができ,開発した評価尺度を参照しながら,フィードバックしやすい方法を提案した。さらに,指導する生徒のレベルに合ったテキストと付加タスクを定めれば,初級レベルから上級レベルのスピーキングテストとして利用することができる応用性の高いテストの枠組みを提供することができた。
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