研究課題/領域番号 |
16K02961
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
清水 政明 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 教授 (10314262)
|
研究分担者 |
柿木 重宜 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (00321050)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ベトナム語習得度試験システム / 国際ベトナム語能力試験 / ベトナム語教育 / ウェブ試験システム / ベトナム語 / 評価システム / 習得度判定 / ウェブ対応試験システム / 習得度試験 / ウェブ試験 / 外国語 / 到達度測定 / CBT |
研究成果の概要 |
100人単位の受験者が一斉に試験に参加し、その試験結果を自動的に採点、個々の受験者データを収集、分析することが可能なウェブベースのベトナム語習得度試験システムを構築した。台湾国立成功大学と大阪大学が共同で実施する「国際ベトナム語能力試験」の内容に準拠した仕様を目指した。システムの実運用面での評価に加え、検定試験の内容及び実施体制の構築に関しても、台湾国立成功大学との綿密な打ち合わせを通じて、レベルAの内容を皮切りに、日本初の「国際ベトナム語能力試験」を実施することに成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国語としてのベトナム語は、一般的に見て依然学習機会の少ない言語のひとつとみなされるにもかかわらず、日本におけるベトナム人人口の急激な増加と共にその学習の需要も急激に高まりつつある。ところが、世界的に見てもその習得度を客観的に測る有効な検定試験の類がまだ極めて少ない。そこで、台湾で実施されている「国際ベトナム語能力試験」を日本で初めて実施するべく議論を重ね、遂に成功させたことは大きな意義を有する。また、その試験の形式と内容に則した形でウェブベースの試験システムを構築できたことは、今後の多様な試験形態への対応を可能にした点で意義を有する。
|