研究課題/領域番号 |
16K02964
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
松宮 奈賀子 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (70342326)
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研究協力者 |
幡井 理恵
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Teacher Talk / 教員養成 / 小学校 / 外国語 / 英語 / 小学校英語 / 英語力 |
研究成果の概要 |
小学校外国語において活用できるTeacher Talkテクニックを明らかにし,実際の教員養成・教員研修での活用方法を提案することを目的として本研究を実施し,以下の成果を得た。 (1)All Englishで実施された授業を分析し,10の工夫をTeacher Talkテクニックとしてリスト化した。(2)教員志望学生のTeacher Talkの気づきの実態を調査し,目に見えにくい言語面の支援には気づきにくいこと,小学校英語授業への具体的イメージがある学生ほど指導の効果が高いことを明らかにした。(3)教員志望学生の実際の英語での語りを録画し,テクニック理解と実際の発話の実態を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学級担任が指導の中心を担う小学校の英語教育においては,指導者自身の英語力への不安が大きな課題となっている。一方,英語の知識が限られる児童に向けて「伝わるように語りかける」には単に英語が流暢であるだけでも十分ではなく,児童が分かるような支援を講じた語り方が求められる。しかし,全教科を指導する小学校教員の養成課程で英語の指導について学べる時間は限られている。限られた時間に効果的に学ぶために,指導者が英語で語る際に講じるべき工夫のうち,特に明示的かつ丁寧な指導が必要な事項を明らかにすることを試みた本研究は,教員養成課程及び教員研修において生かされる知見を得たことにおいて社会的意義があるものと考える。
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