研究課題/領域番号 |
16K02983
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
澤木 泰代 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (00276619)
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研究分担者 |
石井 雄隆 早稲田大学, 大学総合研究センター, 助手 (90756545)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ライティング評価 / ライティング指導 / パフォーマンス評価 / 大学英語教育 / 技能統合 / 学術的文章作成 / アカデミック・リテラシー / 要約 / 要約作成 / 一般化可能性分析 / ライティング・プロセス / 言語学 / 外国語教育 / 教育評価・測定 / 要約教材 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本人大学生英語学習者の英語要約ライティング力の特性を検証し、その結果を基に作成した英文要約ライティング教材の効果を検証した。本研究には、首都圏私立大学1校のアカデミック・ライティング関連科目授業を履修する学部生計440名が参加した。複数の質的・量的研究手法を組み合わせることにより、本研究で作成した要約採点尺度の妥当性と評定者間の採点結果の一貫性、また日本人大学生が要約タスクに解答する過程(プロセス)と解答結果(プロダクト)の特徴を分析した。さらに従来の外国語学習者用アカデミック・ライティング教科書との比較により、本研究で作成した要約ライティング指導用教材の効果検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
要約ライティングは英語でのアカデミック・リテラシー育成のうえで重要なスキルであるが、これまで日本の大学生を扱った同テーマの先行研究は少なく、従って日本人学習者の要約ライティング力がどの程度で、またどのような強み・弱みがあるかなどのパフォーマンスの特徴に関する実証研究結果や、日本人学習者に合った効果的な要約ライティング指導法に関する情報は豊富だとは言えない。本研究はこれらのニーズに応えるべく、日本の大学英語教育において要約を効果的に指導していくための基盤づくりに寄与し、要約ライティングに関する研究・指導の在り方の一方向性を示すものである。
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