研究課題/領域番号 |
16K02984
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 学習院女子大学 (2017-2019) 恵泉女学園大学 (2016) |
研究代表者 |
田島 千裕 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 准教授 (60365062)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 短期留学成果 / 英語習熟度 / 異文化感受性 / モチベーション / コミュニケーションへの積極性 / 言語不安 / 評価研究 / 混合研究法 / 非英語圏短期留学 / 異文化コミュニケーション / 短期語学留学 / 非英語圏への留学 / 英語圏への留学 / 混合型研究 / 学習者意識の変容 / 英語伸長度 / 教育評価・測定 / 共通語としての英語 / Lingua Franca / 短期英語留学 / 言語学 / 英語 / リンガ・フランカとしての英語 |
研究成果の概要 |
日本人大学生の英語習得を主目的とした英語留学が短期化する傾向がある中、非英語圏留学先であるフィリピン短期英語留学に参加した者と伝統的な英語圏の短期英語留学に参加した者の1カ月間の留学成果を比較した。結果どちらに留学した者にも英語能力および英語学習への動機づけやコミュニケーションへの積極性といった情意要因に伸長が現れたことを報告した。異文化感受性については向上が認められず事前教育の必要性を示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義はこれまで解明されていなかった以下を検証した点である。フィリピンとカナダの1カ月間の短期英語留学を比較した結果:1)フィリピンおよびカナダ留学者の「英語習熟度」に伸長が示された。2)フィリピンおよびカナダ留学者の情意面、すなわち「コミュニケーションへの積極性」と「英語学習への動機」の向上と、「言語不安」の減少が示された。3)フィリピンおよびカナダ留学者の「異文化感受性」の向上は確認されなかった。4)フィリピンおよびカナダ留学者の「英語習熟度」と「異文化感受性」に関係性は確認されなかった。 社会的意義はフィリピンにおいても英語圏と同程度の留学成果を得られる事を示した点である。
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