研究課題/領域番号 |
16K02987
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 新潟青陵大学 |
研究代表者 |
木村 哲夫 新潟青陵大学, 福祉心理学部, 教授 (90249095)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | コンピュータ適応型テスト / マルチステージテスト / オープンソース / 学習管理システム / コーパス分析 / コンテンツ・バランス / 受験者の心理的側面 / インタビュー / ルーティング・アルコリズム / コンピュータ・アダプティブ・テスト |
研究成果の概要 |
コンテンツ・バランスの管理をするために,段階的にテストを実施するコンピュータ適応型テスト, すなわち,マルチステージテスト(MST)を,オープンソースの学習管理システム(LMS)であるMoodle上に開発し,小規模でもMST実施が可能であることを確かめた。受験者が「難しい問題が出ても問題数が少ないテスト」よりも「問題数が多くても易しい問題が出るテスト」を選ぶ傾向があることを、パイロットテストとインタビュー調査で確認するとともに、MSTの進め方について,実データをもとに検証した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テストのコンテンツ・バランスの管理は,テストの妥当性に深く影響を与える重要な問題であるが,本研究が示した複数の設問を束ねていくつかの段階を踏むMSTは、従来の単問形式のCATよりも,コンテツ・バランスの管理が容易であり,小規模でも既存のアイテムバンクがあれば実現可能であることを示した。本研究のテスト項目は,コーパス分析に基づく英語の語彙に関する設問であるが,本研究により開発されるMSTのシステムが,オープンソースで提供・公開されることは,外国語教育のみならず,多様な分野の教育評価にとっても,その意義は大きい。
|