研究課題/領域番号 |
16K02991
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 西南女学院大学 |
研究代表者 |
横溝 紳一郎 西南女学院大学, 人文学部, 教授 (60220563)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 文字指導 / アクション・リサーチ / 連携 / 小中連携 / 小学校外国語活動 |
研究成果の概要 |
「中1入門期の『読み』『書き』の指導法が,小学校高学年においてどのような効果を生み出すのか」を明らかにする研究であったが、開発教材の対象を、小学校高学年から中学校のスローラーナーへと変更した。『Letters and Sounds-英語の文字と音を学ぼう!』(10~15分程度で、モジュール形式の30回分の教材)を作成し、その効果を分析したところ、以下のことが明らかになった。 ①小学校高学年用の文字指導教材は,中学生スローラーナーに対して「自信の向上」と「学習意欲の向上」という効果を生む。②(小学校高学年生と中学校スローラーナー間の)知的レベルの差への配慮は、それほど必要ではない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、開発する教材の対象を、小学校高学年から中学校のスローラーナーへと変更した。その理由は、(1)新学習指導要領に対応する形で、小学校外国語教育に関する新教材が次々と開発されている、(2)今後の小学校外国語活動の内容の高度化に伴い、中学入学時点で英語に対する苦手感をすでに抱えている生徒の増加が予想される、(3)中学校教員からの強い希望があった、等である。この状況下で開発された教材『Letters and Sounds-英語の文字と音を学ぼう!』が、「自信と学習意欲の向上」へとつながったことは、今後の教材作成の方向性に対して、大きな示唆を与えうるものと考えられる。
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