研究課題/領域番号 |
16K03033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 新潟県立歴史博物館 |
研究代表者 |
前嶋 敏 新潟県立歴史博物館, その他部局等, 研究員 (30373476)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 古文書群 / 伝来 / 文書群 / 越後 / 武家文書群 / 日本史 |
研究成果の概要 |
本研究では、中世に作成された文書およびそれを含む文書群の全体像と、それに対する家の認識について、伝来の観点から通時代的に明らかにすることを目的として、おもに越後阿賀北に拠点を置いた武家伝来文書を題材に、その全体像、また中近世文書に関する管理状況の概要、また文書の各家間の移動に関する調査・研究を行った。そして、中世伝来文書および文書群の構造は、中世以後の伝来家のみならず、伝来地域の状況とも深くかかわることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
政治的中心地になかった地域においては、当該地域の歴史を復元するための資料に乏しい場合が少なくない。本研究では、中世という時代を検討するための素材として用いられることの多い中世文書あるいは文書群のありようについて、伝来という観点から、通時代的にそれ自身がたどってきた歴史を見直す。そのことにより、新たな中世文書の検討の視角が与えられ、地域の歴史像復元の素材として活用することも可能となる。
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