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有末機関の研究-有末精三新史料から見る占領初期のGHQと日本陸軍-

研究課題

研究課題/領域番号 16K03046
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関神戸大学

研究代表者

河島 真  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (00314451)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード有末機関 / 有末精三 / 敗戦 / 陸軍 / 占領 / 進駐軍 / 武装解除 / 憲兵隊 / 連合国軍捕虜 / 復員 / 日本史
研究成果の概要

敗戦当時、参謀本部第二部長であった陸軍中将有末精三は、陸海軍の指示により進駐するアメリカ軍との連絡・調整を担う通称「有末機関」を結成し、マッカーサー率いる進駐と大本営との間に立ってさまざまな活動を行った。その実態は、本人の回想などを除いてほとんど知られることはなかった。また、国立国会図書館憲政資料室に所蔵される「有末精三関係文書」には、当該時期の日記が欠落している。そうした中で、1945年8月末から10月にかけて、有末自身が記録した史料『横浜機関書類』『備忘録』の全部を筆耕し、有末機関が取り組んだ課題を明らかにし、解説を付した報告書を作成することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

陸軍中将有末精三が、通称「有末機関」を率いて、敗戦直後に日本の軍部と進駐するアメリカ軍との間の連絡・調整を行っていたことは知られているが、その実態を知る手がかりとなる一次史料はこれまで未発見であった。本研究では、ちょうどその時期に有末自身が記録した二点の一次史料を翻刻し、解説を付した報告書(371頁)を作成した。これにより、有末機関が取り組んだ課題を明らかにすることができた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 「有末機関」についての覚書2018

    • 著者名/発表者名
      河島 真
    • 雑誌名

      神戸大学文学部紀要

      巻: 45 ページ: 77-91

    • NAID

      120006454545

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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