研究課題/領域番号 |
16K03086
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
|
研究機関 | 名古屋大学 (2018-2019) 岡山大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
土屋 洋 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (00644931)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 東アジア史 / 歴史教科書 |
研究成果の概要 |
本研究は、東アジアにおける人びとの歴史認識の形成にあずかって力あった歴史教科書を考察の対象として、人々の歴史認識の変遷を辿ろうとするものである。 本研究によって、従来の研究ではまったくの手つかずであった清末の「東アジア史」教科書の日本史認識を明らかにし、また日中戦争下の重慶国民政府によって編纂された国定歴史教科書中のアジア認識について初歩的な分析結果を得ることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、中国の近代歴史教科書の草創期から日中戦争期までを見通すことを可能とし、東アジアの人々の歴史認識の変遷を辿る上で、主要な基礎を提供するものである。 また、本研究は、東アジア諸国間において歴史認識問題として衝突を招きがちであった相互のアジア認識の歴史を解きほぐし、未来の「東アジア史」を構想する上で一つの糧を提供しうるものでもある。
|