研究課題/領域番号 |
16K03169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
下垣 仁志 京都大学, 文学研究科, 准教授 (70467398)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国家形成 / 初期文明 / 古墳時代 / 銅鏡 / 比較考古学 / 沖ノ島 / 文明論 / 古墳群 / 銅器 / 権力資源 / 比較研究 |
研究成果の概要 |
本研究では日本列島における国家形成を理論面・実践面の双方から多角的に解明することを目指し、これを考古学的資料を用いて実践した。理論面では、国内外の国家形成に関する諸理論を整理しつつ、最も有望と判断した権力資源モデルを採用して、古墳時代における国家形成過程を活写した。実践面では、古墳時代の青銅鏡・大型古墳を中心とする古墳群など複数の考古資料を駆使して、国家形成過程を実証的に復元することを目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、古墳への一般的な関心が高まっている。また、邪馬台国や「大和政権」などの古代史への一般の興味も、相変わらず高い。そしてまた、動乱の世界状況の中、文明に関する一般的な関心が急速に高まってきている。 本研究は、資料の数値的データを中心とする具体的な分析と、国家論や文明論を幅広く検討しながら咀嚼することで、より普遍性をもった形の国家論および文明論を構築することを目指した。その成果は基本的に学術書の形で公開し、多くの図書館に架蔵されている。また、一般書や学術書の解説などの形で、研究成果の普及活動にも努めた。
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