研究課題/領域番号 |
16K03229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
石本 敏也 聖徳大学, 文学部, 准教授 (00406745)
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研究分担者 |
及川 高 沖縄国際大学, 総合文化学部, 講師 (60728442)
渡部 圭一 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 学芸技師 (80454081)
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研究協力者 |
真野 俊和
天田 顕徳
大里 正樹
久保 康顕
村上 弘子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 継承 / 民俗文化 / コスト / 民俗学 |
研究成果の概要 |
本研究は、民俗文化をその担い手に種々の負担を強いるコストとして把握し、コストとモチベーションという観点から実態を捉え直すと共に、その調整過程を明らかにしようとするものである。 研究成果として『民俗文化の継承におけるコストとモチベーションに関する基礎的研究』と、資料集『百万遍人別帳 津川町下田町人別・諸掛表 寛政十一年~慶応四年』を作成し、民俗の担い手にとり民俗文化の遂行は多大なコストを伴うことを改めて確認し、他方それをモチベーションに変換し継承を遂行する場合があることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、民俗文化を当事者に種々の負担を強いるコストとして把握し、そのコストと民俗文化を遂行するモチベーションの、調整過程から成る民俗文化の継承を明らかにしたものである。民俗文化に関して近年では文化資源や観光の文脈で注目されてきたが、それが時に当事者にとっては重いコストとなることは従来十分に重視されたとは言い難い。本研究が示すその実態把握と、継承に向けた種々の工夫の把握は、現在継承にむけ活動する担い手にとり意義ある成果になり得ると考える。
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