研究課題/領域番号 |
16K03260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 弘子 名古屋大学, 法学研究科, 特任准教授 (90340364)
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研究協力者 |
小川 富之 福岡大学, 法学部, 教授 (20221848)
大川 謙蔵 摂南大学, 法学部, 専任講師 (40582771)
清末 愛砂 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00432427)
立石 直子 岐阜大学, 地域科学部, 准教授 (00369612)
李 妍淑 北海道大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (90635129)
梅澤 綾 熊本大学, 大学院法曹養成研究科, 准教授 (90454347)
望月 彬史 渥美利之法律事務所, 弁護士
Nilima Chandiramani Nari Gursahani Law College, Principal
Chan Wing Cheong National University of Singapore, Faculty of Law, Associate Professor
Mogana Subramaniam Malaya University, Faculty of Law, Associate Professor
Shahnaz Huda Dhaka University, Faculty of Law, Professor
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 人的不統一法国 / 法多元性 / 子どもの権利保護法制 / アジア / 子の保護 / 女児の保護 / ジェンダー / 要保護児童 / アジア法 / 家族法 / 親子 / 親権 / 監護 / 子ども / 国際法学 / 民事法学 / 比較法学 |
研究成果の概要 |
「基本的人権」や「子の最善の利益」等の概念を用いて国際条約や各国国内法は拡充されているが,このような理念の具現化のプロセスや現状は国により異なるのではないかという前提に立ち,「子の最善の利益」の実現のために,アジアの各国がどのように法整備を進めているかについて特に親権・監護権に関わる法制を旧英諸国4カ国を中心として比較し,その背景である社会・文化の異同に着目しつつ比較考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初研究対象予定国であった(1)旧インド帝国のインドとバングラデシュ,(2)英領マラヤのマレーシアおよびシンガポールについて,英法を基礎とする一般法と,非西欧法で植民地支配以前から行われてきた固有法(パーソナル・ロー)の中でもヒンドゥー教徒法およびムスリム法の親権・監護権に関わる法制における「子の最善の利益」について,日本を含む各国の研究者・実務家と連携し調査し,いずれも日本で公開制の国際会議・セミナーを開催し,成果物の公表を商業誌において行なった。
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